当協会では 3 月 18 日、鹿児島県立加治木工業高等学校にて出前授業を実施しました。
今回は、木造建築の基本となる「木造伝統継手工法」をテーマに、座学と実習を組み合わせた内容で行い、建築系新 2 年生約 40 名の皆さんにご参加いただきました。
本事業は、日頃から鹿児島の住まいづくりに携わる私たちが、地域への貢献の一環として、次世代を担う若い世代に建築の魅力や技術の奥深さを伝えることを目的とした取り組みです。
当日は、協会から派遣された現役の大工職人が講師となり、「金輪継工法」や「貫工法」といった日本の伝統技術について、実技を交えながら指導しました。実習では、生徒の皆さんがノミやカンナを手に取り、真剣な表情で木材に向き合う姿がとても印象的でした。普段の授業とはひと味違う“現場の空気”を感じながら、楽しんで取り組んでいただけた様子でした。
授業の冒頭では、山口理事長より「私もこの学校の卒業生です。皆さんの中から一人でも多くの方が地元に残り、地域を支える存在になっていただければ嬉しいです」とのメッセージが贈られました。
また、今回の企画を担当した株式会社宮下工務店の宮ノ下社長からは、「釘やボルトを使わずに木を組み上げる日本の技術のすごさを、ぜひ体験してほしい」との言葉とともに、実習への期待が語られました。
参加した生徒からは、「初めて知る技法ばかりで、とても勉強になりました」「実際に体験してみて、ものづくりの面白さを感じました」といった声も聞かれ、今回の出前授業が、建築への興味や将来への意欲につながる機会となったことが感じられました。
なお、本取り組みは昨年の鹿児島工業高校に続き 2 回目の実施となります。
当協会では今後も、こうした活動を通じて、建築の魅力を次世代へと伝えながら、地域に根ざした人材育成と業界の発展に取り組んでまいります。
実施日時 2026 年 3 月 18 日(水)11 時~12 時 50 分
実施場所 鹿児島県立加治木工業高等学校
実施内容
② 講演型授業 :各業種の事業者による働き方、魅力発信
②体験型実習 :大工仕事実演、伝統木造継手実習(金輪継工法・貫工法)



